うどんを注文すると、箸だけでスープを飲むときにラーメンのようにレンゲが欲しいと感じることがありませんか?
特に、とろとろのあんかけうどんは体も温めてくれるので、スープも一緒に飲みたいと感じますが、外食するとうどんにはレンゲが付いていないことが有ります。
ラーメンにはレンゲがついてくるのに、うどんにはついてこないのはなぜなのか不思議になりますね。
そこで今回は、うどんにレンゲを使わないのはなぜなのか、またうどんでもレンゲを使いたいときの頼み方について解説します!
うどんにレンゲを使わない理由を調査
うどんにレンゲを使わない理由はなんなのでしょうか?
レンゲはもともと中国から日本に伝わったもので、中国では『湯匙』と書き、レンゲという名前は日本に来てからつけられたものです。
つまり、レンゲは中国の料理とともに日本に伝わったため、日本のうどんと中国の料理で使われるレンゲが一緒に出てくることがそもそもありませんでした。
また、日本ではお味噌汁などの汁ものは直接お椀などに口をつけて飲むことが普通であるため、レンゲのようなスープをすくう道具を使う必要がなかったことも理由のひとつと考えられます。
とはいえ、現代において色々な形に進化したうどんでは、レンゲを使いたくなるときもありますよね!
そこで、次はうどんにレンゲを使いたいときの頼み方をご紹介します。
うどんにレンゲを使いたいときの頼み方
うどんにレンゲを使いたいときの頼み方をご紹介します!
丸亀うどんやはなまるうどんなどの大手チェーンうどん店では、セルフサービス用の台に薬味と並んで置いてあることがほとんどであるため、改めてスタッフに声かけする必要はありません。
ただし個人店のうどん屋さんの場合は、スタッフの人にお願いするケースが多いですよね。
その場合は、「レンゲいただけますか?」でも十分伝わると思いますが、より丁寧に伝えたいのであれば「木製のお玉いただけますか?」などと伝えると良いですよ♪
ちなみに、うどん用のレンゲの正式名称は『木製柄杓(ひしゃく)』『木製お玉』と言います。
うどんの汁は全部飲むのが常識?
ここまでうどんのレンゲについてご紹介してきましたが、そもそもうどんの汁を飲むことは常識なのか気になりますよね。
全部飲み干すべきなのか、それともうどんを食べ終わったあとは飲まずに残すべきなのか、口コミを調査してみました。
ツイッターのアンケートを引用させていただくと、6割の人がうどんの汁は残すと回答していました。
#深夜だから何言っても許される
— ∞莉亞✲゚∞スプラ3楽しい♪ (@materia001tw) August 12, 2022
うどんの汁ってみんな飲み干すの(ˉ ˘ ˉ; )?
私は残す派なんだけど異端なのかな…
投票数46件中28人は残す派ということになるので、割合としては大差がついた印象です。
残す派の口コミを見ていると、ほとんどの人が塩分を気にしてうどんの汁を残していました。
やはりうどん汁はしょうゆベースなこともあって塩分は高めなので、健康を気にするのであれば飲み干さないのがベターですね。
逆に飲み干す派の人は、食べ物を粗末にしたくない、作った人の気持ちを考えると残すなんてナンセンスという意見でした。
うどんの汁はメインで食べるものではないとしても、出汁をとったり手間暇かかっていることを考えると、うどんの汁を残すのは気が引けますね。
そしてものすごく興味深かったのが、普通のうどんの汁は残すけど、カレーうどんはカレールゥと同じだから残さない!という人が本当にたくさんいたことです!
実際に私もカレーうどんを頼んだ時は、お腹いっぱいでない限り全部飲み干してしまいますし、けんちんうどんや豚汁うどんも全部食べきります^^;
ということで、うどんの汁は残す人が多いけど、カレーうどんは残さない人が多数という結果になりました。
常識というよりは個人の好みの部分が大きいので、うどんの汁を残す残さないではなく、うどんをおいしく食べるのがベストです!
まとめ:うどんにレンゲを使わない理由や使いたいときの頼み方を紹介
今回は、うどんにレンゲを使わないのはなぜなのか、レンゲを使いたいときの頼み方について解説しました!
- うどんにレンゲを使わないのは、レンゲは中国料理に使うものだったから
- うどんでもレンゲを使いたいときは、スタッフに木製お玉をお願いすればOK
- うどんの汁は飲み干さない人が多いが、カレーうどんは別!
寒いときはショウガが効いてるとろとろ系スープのうどんが食べたくなるのですが、レンゲやお玉がないと汁が飛び跳ねて食べにくいんですよね。
だからといって飛び跳ねを警戒すると、犬食いみたいな恰好でとても見苦しい姿になってしまうので、うどんでもレンゲやお玉は割と必須なシーンも多いと思います。
そんなときにレンゲが見当たらないときは、ぜひお店の人に「木製のお玉ください」と声をかけてみてくださいね!