色々な料理に使えて便利な玉ねぎですが、芯の部分はどうしていますか?
初めて料理をしたときに、「玉ねぎの芯は取るもの」と教わったとい方もいると思いますが、なぜ取った方がいいかはご存じでしょうか?
毒があるから取った方がいいという話もありますが、本当なのでしょうか。
実は、「取った方がいい」というの勘違いかもしれませんよ!
また、玉ねぎの芯の上手な取り方はどうすればいいのか気になりますね。
今回の記事では、
・玉ねぎの芯を取る理由
・玉ねぎの芯に毒が有るというのは本当か
・玉ねぎの芯の上手な取り方
を調査しまとめました。
玉ねぎの芯を取る理由は?
玉ねぎの芯は、「食感が気になる」「色が気になる」「毒があると聞いた」といろいろな理由で、玉ねぎの芯を取る方が多いです。このように、好みによって取っていて理由は明確にはなっていません。
好みは人それぞれありますので、必ずしも取らないとダメという事ではありません。しかし、理由のひとつに「毒があると聞いた」というものがあります。
これは本当なのでしょうか?
玉ねぎの芯に毒が有るというのは本当?
結論から言うと、タマネギの芯に毒はありません!!それどころか、玉ねぎの芯は栄養満点なのです。
玉ねぎは、収穫された後も成長を続けていて、成長するための栄養が、芯のあたりにたくさん集まっています。
その栄養とは、血をサラサラにし脳梗塞や心筋梗塞を予防する成分です。とても体に良い成分なので、積極的に食べた方が良いでしょう。
・硫化アリル
・ケルセリン
・アリシン様物質
玉ねぎの芯に含まれている栄養素です。
半分に切った時に、真ん中の部分が変色している物がありますね。これから芽になるところなので、色が変わる場合がありますが、緑や黄色の場合は食べても大丈夫のようですよ。
また、緑色の時は、少し食感が固く感じる場合があるので、気になるのであれば取り除くのも良いでしょう。
注意しなければならないのは、茶色く変色している時です。茶色く変色している時は、腐敗してるということなので、迷わず廃棄しましょう。
ちなみに、毒があるのはじゃがいもです。ジャガイモの芽にはソラニンという毒があるので、こちらはちゃんと取って食べるようにしてくださいね。
玉ねぎの芯の上手な取り方は?
玉ねぎの栄養を余すことなく摂取するには、次のように芯を取ります。
- 玉ねぎを縦半分に切る
- 根の部分に三角に切り込みを入れて、根に近いところだけ切り落とす(画像参照)

根に近い部分は他の部分と色が少し違うので、そこだけ切り取るようにしましょう。
半分に切った時に、もしも中が茶色く変色している場合は、取り除いてください。
緑色の芽があった場合は、食べられますが少し固いので、気になる場合は取り除きましょう。根に近いところを切り離しているので、簡単に取り除くことができます。
余談ですが、みじん切りをするときは根の部分を残した状態で切ると処理しやすいですよ。
まとめ:玉ねぎの芯はなぜ取るの?毒は有るの?上手な取り方も解説!
今回の記事では、玉ねぎの芯について取る理由や毒が有るのかの調査と上手なくりぬき方を解説してきました。
まとめると、
・玉ねぎの芯を取るのは、食感や色が気になるため
・玉ねぎの芯に毒は無い
・芯を取るには、半分に切って取り除くのが簡単
1年中売っていて安売りしいている事も多く、「玉ねぎは常に家にある」という方も多いと思います。
どんな料理に入っていても邪魔にならないですし、カレーやシチュー、グラタンなどお子様の好きそうな料理にも欠かせない野菜ですよね。
芯は食感が苦手という方も多いと思いますが、カレーなどの煮込み料理に使うとあまり気にならなくなるようです。
栄養がたくさん含まれているので、切り方や調理方法を工夫するなどし、余すこと無く栄養を摂取しましょう。
農家さんが頑張って育ててくれた野菜なので、出来るだけ無駄の無いように食べたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。