こんにちは
私の息子は、生まれてすぐから突然の音に対して両手をあげてビクッとする動作が有りました。
初めての出産で分からないことだらけの中、この動作は何かの病気なのではないかといった不安が常に有りました。
驚かさないように、物音を立てないようにと気を付けて生活していたことも有ります。
「一体この動作は何だろう?」といった疑問や不安から調べた結果、「モロー反射」ということが分かりました。
ここでは、モロー反射の動作についてと私の救われた言葉を記事にしています。
両手をあげるのはモロー反射だった
この動作はなんだろう?と疑問に思い調べて見ると「モロー反射」ということが分かりました。
モロー反射とは、大きな音など急な刺激に対して驚き、手足をビクつかせ何かに抱きつこうとする反射のこと
寝ていてもモロー反射は出て、そのまま寝ているときも有るし、音で驚いて起きてしまうこともしばしば有りました。
そのため、出来るだけ大きな音を立てないように、と気をつけながら生活をする毎日でした。
歩くのも音を立てないようにソーと歩いたり、ドアはもちろん静かに開け閉めです。
ただ、外からの音はどうすることも出来ず
車が通ったときの音でさえも反応をしていました。
モロー反射を心配する日々
モロー反射は自然と治るらしいのですが、この先何か影響は出てこないものか?とやはり心配でした。
そもそも、突然両手をあげるからベッドに手をぶつけたりもしていたのは事実で・・
早く治ってほしいなぁと思う日々でした。
親戚にお披露目中にも出たモロー反射
1ヶ月以上経った日、息子を親戚にお披露目するときがやってきました。
「かわいいね〜」
と言ってくれるのは嬉しいけど、その「かわいいね」の言葉でさえもビックリしてモロー反射は出ていました。
説明するのが悲しかった
モロー反射のことを知らない人から
「どうしたの?」「何してるの?」なんて言葉をかけられるので、私は「ビックリすると出るんです」「案外すぐにビックリしちゃうんです」と、ちょっと落ち込み気味で説明していました。
気付かされた一言
親戚の一人の叔父さんが
「でも、この反応をするってことは”耳が聞こえてる”ってことだよね!」
て言いました。
私は、
「あっ!そうか」
と気持ちがスッと楽になったのを覚えています。
それから、大きな音を立てないようには出来る限り気をつけていましたが、叔父さんの一言に勇気づけられて、それほどまで気にならなくなりました。
不思議とその頃から、息子のモロー反射も自然となくなっていきました。
まとめ
叔父さんは、気の利いた一言を言おうとしたわけではないと思います。
そんな一言を言ったことも、今では多分忘れているでしょうね。
考え方や見方を変えることで、気づくことは変わってきますね。
高齢出産でリスクが出来るかもと気にしていた私には、とても救われる一言になりました。