加湿器のフィルターが黄ばんでいるけど、落とし方がわからないという方もいるのではないでしょうか。
加湿器フィルターの黄ばみは、放置してそのまま使うと体に悪影響を及ぼすので、お手入れが必要です。
フィルターが黄ばむ原因や、なかなか汚れが落ちない時の対処法も気になりますね。
ぜひ参考にしてくださいね。
加湿器フィルターの黄ばみの落とし方は?
加湿器のフィルターは、基本的につけ置き洗いが推奨されています。
普段使っている食器用洗剤で黄ばみは落とすことができますので、流れを紹介しますね。
- フィルターが入る大きさのバケツなどにぬるま湯(40度くらい)を張る
※この時、熱湯だとフィルターがゆがんだり、傷んだりするかもしれないので使わないようにしましょう。 - 洗剤を、バケツに入れたぬるま湯の量に対して、商品に記載された目安量を入れる
※ほとんどの洗剤は、水1リットルに対して0.75ミリリットルが適量と記載されているようです。 - 1時間くらいつけ置く
- スポンジか、使い古しの歯ブラシなどで汚れをこすり落とす
※この時、ゴシゴシするとフィルターを傷めますので、やさしくこすりましょう。 - 洗剤を流水でしっかり落としたあと、風通しの良い場所でしっかりと乾かす
洗剤や水分が残っていると、洗ったあとでもすぐに黄ばみが発生するので、しっかりと流してしっかりと乾かしましょう。
加湿器フィルター黄ばみの原因は?
加湿器フィルターの黄ばみの原因は、水道水に含まれる不純物です。
水道水には、塩素(カルキ)やミネラルが含まれていますね。それらがフィルターに付いて、長い間蓄積されるとだんだんと黄ばんでくるのです。
しかし、黄ばみ自体は、普段料理に使ったり飲んだりする水道水に含まれたものなので、人体に害はありません。怖いのは、黄ばみをそのまま放置した時なのです。
まず、汚れが溜まるとフィルター自体の性能が落ちて、十分に加湿出来なくなります。さらに、黄ばみの部分はカビや雑菌が繁殖しやすくなっている状態なので、そのまま加湿器を使用すると、カビや雑菌だらけの蒸気が部屋中にいきわたることになります。
それが原因で、アレルギー症状を発症したり、咳が止まらなくなるといった状態に陥ることがあるのです。
加湿器の給水タンクに水を入れる時は、一回中をゆすぐなどしてから入れ直したり、2日に1回はタンクの中を中性洗剤で洗ったりすると、タンクの中を清潔に保つ事でき、黄ばみが付きづらくなるようですよ。
加湿器フィルターの黄ばみが取れないときの対処法は?
なかなかとれない頑固な黄ばみには、「クエン酸」「重曹」「酸素系漂白剤」の3つ方法がおすすめです。
クエン酸や重曹は、近頃は粉末の物が100円ショップで売っているところを見かけるので、特に苦労なく手に入れることが出来ます。酸素系漂白剤はドラッグストアに置いてある、「オキシクリーン」が有名ですね。
前述した黄ばみの落とし方と流れは一緒ですが、利用方法をひとつずつ説明していきましょう。
- クエン酸
とにかく黄ばみが気になる時におすすめです。
4リットルの水に25グラムのクエン酸を使用し、30分から2時間つけ置きする。流水で良く洗い流したあと、風通しの良い場所でよく乾かす。 - 重曹
臭いも気になるとき時は重曹がおすすめです。
水1リットルあたり60グラムの重曹を使用し、30分つけ置きする。流水でよく洗い流したあと、風通しの良い場所でよく乾かす。 - 酸素系漂白剤
汚れを落として殺菌もしたい時におすすめです。
1リットルに15グラムの酸素系漂白剤を使用し、1時間つけ置きする。流水でよく洗い流し、風通しの良い場所で良く乾かす。
上記の3つの方法ですが、頑固すぎて落ちないからと言って洗剤は増やさないようにしましょう。洗剤を増やすと、フィルターを傷める原因となります。
なかなか落ちない時は、何回か同じように繰り返すか、つけ置き時間を長めにとるようにしましょう。
まとめ:加湿器フィルターの黄ばみの落とし方や原因は?取れないときの方法も!
今回の記事では、加湿器フィルターの黄ばみの原因や落とし方について調査してきました。
わりと身近にある洗剤で、加湿器のフィルターを掃除できることがわかりましたね。クエン酸・重曹・酸素系漂白剤は、用途によって使い分ければより効果的です。
掃除をすると考えると面倒に感じてしまって後回してしまいがちですが、汚れを定期的にチェックして使うことで、汚れの沈着も防げるうえに加湿器の効果も高めてくれます。
曜日や日にちで掃除をするタイミングを決めて、ぜひ快適な加湿器を使った生活をしていきましょう。