カレーうどんとカレーそばは、カロリーや糖質はどのように違うのでしょうか。また太りにくいのはどっちなのかも気になり調べました。
実際、ダイエットをする時、運動ももちろん大事ですが、一番気になるのが食事で摂取するカロリーや糖質ですよね。
でも、本当にカロリーと糖質が低ければ太りにくい食事と言えるわけではありません。
今回の記事では、
・カレーうどんとカレーそばは、カロリーや糖質はどのくらいなのか
・カレーうどんとカレーそばでは、どっちが太りにくいのか
をまとめていますのでご覧ください。
カレーうどんとカレーそばのカロリーはどのくらい?
カレーうどんとカレーそば、それぞれのカロリーは以下の通りです。
カレーうどん:570kcal
カレーそば:608kcal
ベースとなるカレーは、S&B食品のレシピを元に1人前のカロリーを計算しました。
(カロリー計算サイト参考元:https://calorie.slism.jp)
豚薄切り肉 60g (130kcal)
玉ねぎ 1/4個(17kcal)
わけぎ 1/2本(22kcal)
だし汁 400ml(12kcal)
S&Bカレー粉 小さじ2(17kcal)
醤油 大さじ2(26kcal)
みりん 大さじ1(43kcal)
砂糖 小さじ1/2(10kcal)
水溶き片栗粉 大さじ1(50kcal)
カレースープの総カロリー:327kcal
そして、うどん・そばそれぞれのカロリーは、
うどん1玉(230g):243kcal
そば1束(230g):261kcal
スープのカロリーと合計すると、カレーうどんの方がカレーそばよりもカロリーは低くなります。
カレーうどんとカレーそばの糖質はどのくらい?
カレーうどんとカレーそば、それぞれの糖質は以下の通りです。
どちらもカレーは同じなので糖質で紹介すると、
うどん1玉(230g)の糖質:48g
そば1束(230g)の糖質:54g
カロリー同様に糖質も、うどんの方が少し低くなりますね。
カレーうどんとカレーそばはどっちが太りにくい?
カレーうどんとカレーそばで単純に総カロリーと糖質が含まれている量を考えると、カレーそばよりもやや低い結果となったカレーうどんの方が太りにくい食品であると考えがちですが、実際は違います。
太りにくいのは、そばなんですよ。
太りやすい食品・太りにくい食品を検討する時には、「GI(グリセリン・インデックス)値」がポイントとなります。
このGI値とは、食べ物を食べた後に、血糖値がどれくらい早く上昇するかを示しています。
GI値が高い食品は、血糖値が上昇するスピードがとても速いです。
そして血糖値が上昇すると、それを下げようと身体からインスリンという物質が分泌され、糖質を脂肪に変えて血糖値を下げようとします。
この血糖値を下げる時にできる脂肪がどんどん蓄積することで「太る」ことにつながります。
うどんとそば、それぞれのGI値は、
うどんのGI値:80
そばのGI値:54
そばの方が圧倒的にGI値が低いです。
GI値が低い食品は、脂肪を身体に蓄積させないため、「太りにくい」食品と言えます。
カレーうどんとカレーそばのカロリーや糖質は?太りにくいのはどっち?まとめ
今回の記事では、カレーうどんとカレーそばのカロリーや糖質とどっちが太りにくいかをまとめました。
結論、
- カロリーや糖質を見るとカレーうどんの方がカレーそばよりも低い
- ただし、太りにくいという視点から見るとカレーそばの方がカレーうどんより太りにくいとなります。
一見、カロリーや糖質で判断するとうどんの方がダイエットに向いていそうですが、GI値の低い「そば」の方が脂肪を身体に蓄積させない、「太りにくい食品」であるといえます。
ダイエットをするときにカロリーや糖質を気にしてしまいがちですが、GI値も参考にして太りにくい食べ物を見極めてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。